日本と海外の脱毛の概念はココまで違う!?海外でVIO脱毛が当たり前?
日本でも脱毛サロンやクリニックで脱毛することが一般的になってきました。
以前は、モデルや芸能人、お金持ちのセレブなど一部の人が行うもので、カミソリや毛抜きなどで自己処理するのが当たり前でしたが、ここ15年位で脱毛の方法、価格にも変化があり、一般の人でも気軽にできるようになりました。
日本で脱毛というと、真っ先にワキ脱毛をする人が多いです。次に、手や脚などの見える箇所を脱毛したい!と考えます。最近増えてきたとはいえ、VIO脱毛している人はまだまだ少数派でしょう。
しかし、海外ではちょっと様子が違うようです。
海外ではVIO脱毛が当たり前の理由
脱毛先進国 アメリカや、欧米などではワキや手脚よりもVIOを脱毛するのが当たり前なんです!
おしゃれや身だしなみのためでもありますが、それ以外にも文化や生活環境も大きな関わりがあるようです。
日本人の女の子が海外へ留学すると、周りのクラスメイトが全員VIO脱毛をしていることに驚くそうです。
海外の女の子たちは、きれい好きでキチンとしているイメージが強い日本人がアンダーヘアを何もお手入れしていないボーボー状態なのが疑問なんだとか。
このように、VIO脱毛の考え方が真逆なのです。
海外でVIO脱毛が当たり前になっている大きな理由は「エチケット」。
VIOを無毛状態にするのはハイジニーナとも呼ばれ、ハイジニーナとは衛生的なという意味を持つ言葉。つまり衛生的な面で行われているのです。
脱毛大国と呼ばれるトルコ
イスラム教徒が多いこの国。ムハンマドの教えとして「コーラン」にワキ毛とアンダーヘアは不浄なものとして考えられ、脱毛してしまいます。
衛生管理の文化は古代からきっちり守られてきていることで、トイレ後も水で清めなければいけないそうです。
また、ケジラミ症を予防するためでもあるのです。
ケジラミ症は激しい痒みを伴う性感染症。
日本では戦後大きく衛生状態が改善されたことでケジラミ症は減りましたが、海外ではまだまだ感染例が多い国もあります。
ケジラミは、アンダーヘアなど暖かく湿った場所を好み、毛にしがみついて血を吸って生きる寄生虫です。ほうっておくと、卵を生み、成長してどんどん増えていってしまいます。
性行為やタオル・寝具の共有で感染する可能性がありますが、ケジラミが生息する毛がなければ感染しないので、VIO脱毛が広まったとされています。
そういった経緯もあり、海外ではVIO脱毛をするのがパートナーを性感染症にさせないためのマナーなのです。
衛生状態が心配な国へ行く場合、ケジラミ症に感染しないためにも、前もって日本でVIO脱毛をしてから出発することをおすすめします。
海外で主流の脱毛は「ワックス脱毛」
日本では光脱毛やレーザー脱毛などが主流ですが、海外では主流の脱毛方法まで日本と全く異なるのです。
光脱毛機は、もともとアメリカが先駆けて開発された脱毛法ですが、多様な人種が暮らす国なので、肌の色に合わせた脱毛機を導入するとコストがかかり、脱毛料金も高額になることから、光脱毛をする人は少なく、肌の色が日本で浸透してしまったようです。
海外で主流の脱毛法は「ワックス脱毛」です。
脱毛と言っても、単純に抜くだけなので定期的に繰り返し行う必要があります。
ワックス脱毛は、ミツロウや松ヤニが主成分のワックス剤を脱毛したい箇所に塗布し、固まったら一気に引き剥がし、毛根から毛を抜いてしまう方法。
最近は、ミツロウや松ヤニを使わない、肌にも優しいワックス剤も開発されてきています。
まとめ
日本で脱毛と言ったら、光脱毛やレーザー脱毛がまっさきに浮かびます。
何回か通うと徐々に薄くなり、最終的にはつるつるになれる。というのが日本人の脱毛のイメージです。
海外では、ワックス脱毛が当たり前で、ネイルや美容院のような感覚で定期的にメンテナンスを行いながら、綺麗さをキープするスタイルです。
同じ「脱毛」と言っても、ココまで考え方や方法が違うのもなんだか面白いですね。